時間を確認するのに必要不可欠な時計。
携帯電話やスマホの登場により手元で手軽に確認できるようになったのは、誰にとってもありがたい機能です。
しかし、スマホで時計を確認するときにはスマホを触らないといけませんし、両手が塞がっているときはスマホを操作することができません。
そんなデジタルな時代においても壁掛け時計は両手が塞がっていても顔を上げれば一目で時間が分かります。
また、時間だけでなくインテリアにもなる壁掛け時計は地味ながらも一家に1つは必要なマストアイテムだと個人的には思っており、できれば1部屋に1つ、最低でもリビングに1つは欲しいところ。
今回はお部屋の雰囲気を邪魔しすぎない、シンプルだけどおしゃれな壁掛け時計を3つご紹介します。
3つともアナログタイプなのでデジタルタイプに比べてメカメカしくなく、どんなお部屋にもマッチすること間違いなし。
ぜひ参考にしてみてください。
自分はこの3つで悩んだ末に、1つを購入して実際にリビングに設置しています!
※おすすめの壁掛け時計だけ知りたいという方は目次でジャンプしていただいても悲しみません。
壁掛け時計の種類
まず初めに壁掛け時計の種類をご紹介します。
細かく分類すると沢山ありますが、ここでは大きく2種類にカテゴリー分けをして説明します。
アナログ壁掛け時計
デザイン
アナログ壁掛け時計は伝統的でクラシックなデザインが特徴です。
木製のフレーム、金属製の外装、ガラスやプラスチックのクリスタルなどが含まれている物が一般的となっています。
現在ではシンプルでシックな外観が主流ですが、一部のアナログ壁掛け時計には伝統的なアンティーク調のデザインが施されており、中世ヨーロッパの古風な雰囲気を楽しむこともできます。
ダイヤル部分には1から12までの数字や点や線のみのデザインのものがあり、長針と短針で時刻を表しています。
針と数字、マークの組み合わせには多くの種類があるのでバリエーションが豊かなところもアナログ壁掛け時計の特徴の1つです。
動作方式
ほとんどのアナログ壁掛け時計は電池駆動方式で、乾電池1~2本で数年はメンテナンスフリーなものがほとんどですが、一部の高級モデルでは巻き上げ式で毎日時計を巻き上げる必要があります。
用途
インテリアとしてはリビング、寝室、キッチン、玄関、オフィスなど場所を選ばない汎用性の高さが魅力。
シンプルでクラシックなスタイルはあらゆるスタイルに適応しやすく、他の家具と調和しやすいデザインとなっています。
サイズ
サイズに関しては様々な大きさがあるので、お部屋の広さやデザインに合わせて適切なサイズを選ぶことが大切です。
アナログ壁掛け時計は、そのシンプルで伝統的なデザインから、多くの人々に愛用されています。見やすく、使いやすく、装飾的要素を持つため、室内空間に暖かさとクラシックな魅力を加えるのに理想的です。
デジタル壁掛け時計
デザイン
デジタル壁掛け時計は、デジタルディスプレイを使用し、数字で時間を表示します。
典型的なデザインは、長方形のディスプレイとボタンコントロールが備えられたプラスチックや金属のケースです。
一部のデジタル時計はカラフルなLEDディスプレイを持ち、明るく目を引くデザインを採用しています。
表示形式
デジタル壁掛け時計は、アラーム、カレンダー、温度表示、湿度計、タイマー、ストップウォッチなどの機能を組み込んでいることが一般的です。
一部のモデルにはラジオ受信機能、Bluetoothスピーカー、USB充電ポートなど、多彩な追加機能があります。
また、時間の表示形式は12時間制か24時間制の2種類があり、好みに合わせて設定できます。
温度や湿度などの情報は、日本では摂氏で表示することが一般的です。
用途
デジタル壁掛け時計は、キッチン、オフィス、学習室、ジム、ホールウェイなど、時間を正確に把握する必要がある場所で広く使用されています。
動作方式
デジタル壁掛け時計は主に電池駆動です。一部のモデルはAC電源に接続することも可能です。
電池駆動のものは設置が簡単ですが、アナログ壁掛け時計に比べて電池の消耗が激しく寿命がすぐきてしまうデメリットがあります。
サイズ
大きな数字や明るいLEDディスプレイは、時間を簡単に読むのに役立ちます。夜間でも視認性が高いことが多いです。
デジタル壁掛け時計は、その多彩な機能や正確な時間表示のために、多くの人に好まれています。また、追加の情報表示やアラームなどが付いているため、多くの場所や用途に適しています。
壁掛け時計のメリットとデメリット
スマホなどで簡単に時間を確認できる時代ですが、壁掛け時計にしかないメリットやデメリットをご紹介します。
一覧として網羅的にまとめたのでサクッと見てみて下さい!
メリット
- 時間を把握しやすい
- 壁掛け時計は壁に取り付けられているため、時間を簡単に確認できます。また、時計が部屋の中心の見やすい場所に配置されることが多いので、一目で時間を知ることができます。
- 装飾的要素
- 壁掛け時計は部屋のインテリアデザインに美的要素を追加できます。デザインやカラーによって、部屋の雰囲気やテーマを補完できます。
- 様々なデザイン
- 壁掛け時計は、アナログからデジタル、装飾的なものからシンプルなものまで、多くのデザインがあります。個々の好みや部屋のスタイルに合わせて選択することが可能です。
- 機能性
- 一部の壁掛け時計には、アラーム、カレンダー、温度計、湿度計、タイマーなど、さまざまな追加機能が含まれています。これらの機能は実用的なので、スマホで確認しなくても一目で分かるのはとても便利。
デメリット
- 壁穴の必要性
- 壁掛け時計を取り付けるためには壁に穴を開ける必要があります。最近の壁掛け時計は小さい穴でも取り付けるアタッチメントが付属していますが、それでも壁に傷がつく可能性があるため、賃貸住宅などでは使用が制限されることがあります。
- 移動が難しい
- 壁掛け時計は壁に取り付けられているため、配置を変更するのが難しいことがあります。さらに、壁に穴を開けて設置している都合上、移動させると穴が見えてしまうので部屋のレイアウトを変更する際の選択肢が限られることがあります。
- 電源問題
- ほとんどの壁掛け時計は電池駆動です。物によっては数年は電池交換が不要なアイテムもありますが、それでも定期的に電池交換が必要になるため、時計が止まるたびに時刻を合わせる手間が発生します。
- デザインの経年変化
- インテリアデザインのトレンドが変わることがあるため、壁掛け時計のデザインが古びたり、合わなくなることがあります。お部屋の模様替えなどをしたときに、物足りないと感じる方もいるでしょう。
- 視認性の制約
- 壁掛け時計の位置によっては、視認性が制約されることがあります。特に大きな部屋や広い空間では、適切な位置に設置する必要があります。我が家ではリビングがL字になっているので、L字の片側にいるときは壁掛け時計が見えません。
壁掛け時計は、時間の表示に加え、インテリアデザインの一部としても重要な役割を果たすアイテムです。
メリットとデメリットを理解し、個々のニーズに合った壁掛け時計を選ぶことが重要です。
おすすめの壁掛け時計3選
最後におすすめの壁掛け時計を3つご紹介します。
マイホームに引っ越すときに悩みに悩みぬいた壁掛け時計たちです。
コスパ最強のシンプル壁掛け時計
実際に我が家で使用しているアナログ壁掛け時計。
直径30cmで厚みは3cmと、一般的な壁掛け時計のサイズ感となっています。
重量は480gとなっており軽くて持ち上げやすいです。
木目調のベースにブラック塗装がしてあり、針と数字はシルバーで色合いはシンプル。
シックでモダンな雰囲気が好きな方にはおすすめです。
ただ、素材は木が使われているわけではなく全体的にプラスチックで構成されているので、持ったときの安っぽさはあります。
秒針は付いていませんが、普段秒数を気にすることはないので問題ありません。
連続秒針タイプのため、カチカチと秒数を刻む音も無くとても静かで気に入っています。
時計以外の機能は一切なく、ただ時間を確認するためだけの本当にシンプルな壁掛け時計です。
見た目は本当にシンプルでよく見たら木目が。
表面はガラスで覆われているわけではなく、むき出しの状態です。
数字のフォントは丸みがあってシンプルさの中にかわいらしさもある壁掛け時計。
厚みは3cmなので出っ張りは感じず、主張は控えめでそこが気に入っています。
少し触れた程度ではグラつかず、扇風機やエアコンの風で揺れることはありません。
裏側もシンプルな構造となっており単三乾電池1本で駆動するタイプです。
購入して1年ほど経過しますが未だ電池交換はしていません。
専用の引っ掛け器具が付属しているため別途購入する必要はありません。
細い針で壁に刺すので穴はそれほど目立たないかと思います。
また、針を交差させるような設計なため耐久性も問題なくグラつきは感じません。
こちらの壁掛け時計は電波受信式のタイプもあり、時刻がずれても自動で微調整してくれるので興味のある方はそちらの商品もチェックしてみて下さい。
必要最低限の機能しかないため値段も安く、とりあえずで買ってみるのもおすすめです!
ブルーノのおしゃれな壁掛け時計
続いては、キッチンアイテムやインテリアアイテムで有名な【BRUNO】のアナログ壁掛け時計。
BRUNOと言えば遊び心のある独特な見た目のアイテムが特徴的で、そんなBRUNOが発売している壁掛け時計はやはりおしゃれ。
しかし遊び心の中にもシンプルさと実用性はしっかりと兼ね備えた質のいい壁掛け時計です。
直径約32cm、厚み約6cm、重量760gとなっていてこちらも平均的な壁掛け時計サイズとなっています。
駆動方式は単三乾電池1本、電波受信タイプなので自動で時刻合わせを行ってくれます。
掛けネジも付属しており、乾電池があれば届いたその日から使用することが可能です。
木目調ではありますが、こちらも素材は木ではなくプラスチックでできているところには注意が必要。
楽天のレビューの中には「プラスチックでガッカリ」といった声もあったので、理解したうえで検討しましょう。
デザインは全体的に湾曲した丸みのあるボディがかわいらしくて印象的。
カラーは【ブラウン】、【ホワイト】、【ブルー】の3色展開で、ただの色違いではなくそれぞれに特徴のあるデザインとなっているので、インテリアや好みに合わせて選ぶといいと思います。
こちらは秒針と細かいメモリが付いているので何時何分何秒が分かりやすい設計です。
また、ステップ秒針とのことなのでおそらくカチカチと音の鳴るタイプではないかと予想しますが、最近の時計は秒針の音もそれほど大きくないので人によっては気にならないレベルかと思います。
その他の機能はないものの、価格は少しお高め。
BRUNOというネームバリューもあるのでしょう!
数字を省いたスタイリッシュな壁掛け時計
最後は文字盤に数字のないスタイリッシュに特化した壁掛け時計のご紹介。
グレーインテリアが好きな方には持ってこいのデザインになっています。
直径約30cm、厚み約10cm、重量約1.4kg。
少しガッチリしたサイズ感の理由は、素材に本物のセメントが使われているからです。
このため厚みと重量が一般的な壁掛け時計よりアップしているのですが、プラスチックのチープさが嫌な方にはピッタリな商品。
長針と短針も金属製なのでさらに本格的で、グレーベースにゴールドの針がアクセントになっておりモダンな印象を受けるおしゃれな壁掛け時計です。
数字盤がないため正確な時刻は分かりにくいですが、グレーインテリア好きな方は大人っぽくモダンでスタイリッシュなアイテムを好むことが多いのでハマるかと思います。
こちらも秒針はなく、連続秒針なのでカチカチ音がないため寝室に設置しても気になりません。
駆動方式は単三乾電池1本、公式説明ではマンガン乾電池推奨とのことです。
電波式ではないので使用しているうちに時刻のズレが多少あるかもしれませんが、そこまで頻繁に起こることでもないのであまり気にしなくても大丈夫だと思っています。
また、ブラックデザインもありお部屋の雰囲気に合わせてカラーを選ぶことも可能です。
こちらの壁掛け時計で悩んでいたのですが、数字盤があったほうが子供の教育にもなると思い諦めました!
まとめ
おすすめの壁掛け時計を3つご紹介しましたが、どれもシンプルでインテリアに合わせやすく1万円以下で購入できるので本当におすすめできます。
特に最初にご紹介した壁掛け時計は不要な機能を省いて値段も抑えられているため、我が家でも実際に使用しているほどです。
また、3つともAmazonだともう少し安い値段で販売しているので気になる方はぜひチェックしてみてください。
この他にも家具や家電の紹介もしているので興味のある方は覗いてみて下さい。
ではまた。