待望の夢のマイホームを手にした方に読んでいただきたい、新居に引っ越したときに早めにやっておくべきことをまとめました。
手続き関係などの難しいことではなく、やったほうが日々の生活が楽になる程度のものなのでリラックスしてご覧ください。
引っ越して数日以内でも問題ないこともあれば、家具や家電の搬入前にやっておいたほうがいいことも書いています。
我が家も2年ほど前、新居に引っ越したときに実際にこれらをやりました。
一生モノのマイホームを少しでもキレイに保つための参考になればうれしいです。
新居に引っ越したときにやっておくべきこと
コンロの縁をテープや紐でシーリングする
盲点となるのがコンロの縁などの溝にゴミや汚れが溜まること。
この部分にゴミが蓄積すると掃除をするのがかなり面倒です。
場所が場所だけに狭く、細い綿棒などでほじくり回すのはできればやりたくないですよね。
それならいっそ塞いでしまうことをおすすめします。
100均一にあるゴム紐などが縁の隙間にちょうど入るので、まずはそちらを用意。
コンロの縁をグルっと1周させるようにゴム紐を溝の隙間に入れていき、最後は見えにくい奥側で結んでしまいます。
取り外すときはハサミで切ればいいので結び方は何でも構いません!
するともうそこからゴミや汚れが入りにくくなるため、掃除の手間を軽減できます。
目に見えにくい細かなゴミは入り込んでしまうかもしれませんが、何もせず汚くするよりはマシです。
お金も100円しか掛からず、そこまで面倒な作業ではないのでぜひやってみてください。
もう少し予算を出せるという方には、コンロ用のカバーがあるのでそちらも参考にしてみてください。
トイレの縁をテープや紐でシーリングする
こちらもコンロの縁と同じようにゴム紐で1周させて溝に入れていくだけです。
トイレの便座が邪魔でなかなか手間だとは思いますが、トイレ掃除こそ最も面倒で汚くなるところなのでぜひやってしまいましょう。
注意点としては、引っ越した当日のなるべくまだトイレが使用されていない状態で行うのがベストです。
汚れてからシーリングしてもあまり意味がありません。
引き渡し日前にゴム紐は用意しておきましょう。
我が家ではダイソーで購入した細いゴムチューブを使いました!
こちらもトイレ用の防水タイプの隙間テープがネットにあるので気になる方はそちらもチェックしてみてください。
大型家電や家具の下に敷くためにクリアマットを用意する
大型の家具や家電を設置するときは床を保護するためにマットを敷くのは定番です。
ただ、マットを敷いたからといっても擦り傷などは防止できても床の凹みを防ぐことは難しいと思います。
それでもなるべく冷蔵庫などの大型家電を床に直置きしたくない方にはマットを敷くことをおすすめします。
我が家でも実際に敷いてますし、何もしないよりは家が長持ちするだろうと考えたからです。
おすすめはクリアマットです。
透明なタイプのマットであればインテリアの雰囲気を損なうことなく床を保護できるので個人的にはおすすめしています。
色々なサイズのものが展開されていて、冷蔵庫サイズのクリアマットもあります。
実際に購入する冷蔵庫やテレビ台などのサイズを測ったうえで、こちらもあらかじめ用意しておきましょう。
引き渡し日に敷いておくと大型家電を設置するときにスムーズです。
このほかにもテレビ台の下に敷くためのクリアマットも必要だと思います。
また、ダイニングテーブル用にも大きめのクリアマットを用意しましょう。
ダイニングテーブルでは食べかすや飲み物などが床に落ちやすいので、2重の意味でもクリアマットは必須です。
過去の記事でこれらのクリアマットの説明をしているのでよかったら覗いてみてください。
洗濯機は専用台に乗せて掃除効率アップ
洗濯機にはクリアマットではなく洗濯機用の台に乗せると便利です。
洗濯機の下には衣類などのホコリやゴミが溜まりやすく、洗濯機を持ち上げて掃除をするのは面倒。
洗濯機台に乗せれば洗濯機下の空間が広くなり、フローリングワイパーなどの掃除用具が入るので掃除がしやすくなります。
キャスター付きの洗濯機台であれば洗濯機を少しずらして奥の壁際を掃除することも可能なため、おすすめです。
実際に我が家で設置している洗濯機台はこちらになります。
値段も高くなく組み立ても1人で簡単に出来ます。
キャスターだけでなく高さを調整できる足も付いているため、かさ上げをしたうえで足をしっかりと固定して洗濯機台を動かなくすることも可能です。
足自体を回すことで高さ調整ができるので特殊な工具は必要ありません。
洗濯機台の本体に水平器が付いているので一目で傾斜角度を確認できます。
食器棚にシートを敷く
こちらは定番かもしれませんが食器を置くカップボードの棚にはあらかじめ滑り止め効果のあるシートを敷いておきましょう。
食器棚シートはホームセンターなど、わりとどこのお店でも用意してあります。
防虫・防臭効果のあるものもあるのでお好みのものを選んでください。
我が家も近くのホームセンターで適当な食器棚シートを購入して、棚のサイズに合わせてカッターで切って敷いています。
ホコリが棚に溜まって掃除が面倒だったり食器が滑って落としてしまうのを防止するためなので、食器棚シートは無くても問題ないと考えている方はそれでも構いません。
100均でクリアボックスを買って靴箱にする
我が家ではシューズクローゼットの棚に100円均一で購入したクリアボックスを置いて、そこに靴を入れています。
棚に靴を直置きしなくてよいので掃除などのメンテナンスがしやすいです
本来はシューズボックスにするための使い方ではないかもしれませんが、透明で中が見えるので誰の何の靴か分かりやすく管理が楽です。
ただ、ボックスのサイズ的にあまり高さのある靴は収まりが悪く、ハイカットシューズなどの場合は横向きにしたりするなどの工夫が必要ではあります。
このような前が開くタイプのクリアボックスは他にもあるはずなので、ご家庭の靴に合ったボックスを購入するようにしましょう。
シューズクローゼットの棚に先程の食器棚シートを敷いて代用するのも手だと思います。
換気扇にホコリとりフィルターを貼る
ご家庭の換気扇の種類にもよりますが、一般的な家ではこのような換気扇が付いているかと思います。
写真は我が家のトイレの換気扇ですが、これらの換気口にはぜひフィルターを貼りましょう。
換気扇や換気扇のカバーの掃除は忘れがちになり、いざ掃除をしようとすると汚れが頑固でけっこう面倒な作業です。
フィルターを貼ることでホコリなどのゴミが換気扇を直接汚すのを防いでくれます。
フィルターの汚れが目立ったり黄ばんできたらフィルターを貼りかえるだけで換気口のメンテンスが済むので楽です。
こども部屋などにも換気扇は必ずあるはずなので、最初は一気に貼ることになり面倒ではありますが後々になって掃除の手間を軽減してくれます。
特にトイレやお風呂場、脱衣所などはホコリが溜まりやすいので定期的にフィルターを張り替えてメンテナンスしてあげましょう。
換気扇のタイプ別にホコリとりフィルターが販売されており、ドラッグストアやホームセンターなどに陳列されてあるはずです。
ご家庭の換気扇の形状やサイズを確認したうえで、なるべく早く貼ることをおすすめします。
こちらの写真は我が家のお風呂の天井に設置してある換気扇です。
トイレの換気扇のフィルターをそのまま貼りましたが少し小さかったようです。
しかしどうせまた貼り直すことになるので細かいことは気にしません。
もし、換気扇よりサイズの大きいホコリとりフィルターを買ってしまっても大丈夫です。
ハサミで切って丁度いい大きさにしてしまえばいいので悩んだら少し大きめのものを買っておくと間違いないと思います。
簡単な対策ではありますが、換気扇にホコリとりフィルターを貼っておくだけで年末の大掃除が楽になるので引っ越したときにまとめて貼っておきましょう。
収納ボックスを用意し定置管理する
こちらは我が家のカップボードの一部です。
カップボードは造作してもらったので一般的なカップボードと少し違いますが、引っ越しの前にこのような収納ボックスを沢山用意しておきます。
そして荷ほどきをするのと並行してボックスの中に種類別に収納してしまいましょう。
後からやると日用品や雑貨の仕分けが大変ですし再度整理しながら行わなければならないので、なるべく引っ越しの当日か翌日にまとめて収納することをおすすめします。
収納ボックスはご自分が気に入ったものでよいです。
確か我が家はニトリで大量に購入した記憶があります。
100円均一やホームセンターにある収納ボックスでも構いません。
大事なことは、生活雑貨や日用品をボックス分けして整理整頓することです。
テプラなどにボックス内の種類を書いて貼り付けると、より分かりやすく整理しやすくなるので補充したときに楽になります。
ボックスで仕分けをするとぱっと見で整理整頓されているように見え、ボックス内も外から見えにくいので見栄えがよくなりますよ!
ファイルを用意して書類などを紛失しないようにする
紛失しがちな書類関係。
必要になったときに「どこに仕舞ったっけ?」と慌てるのはどのご家庭でもあるあるのはず。
勤め先の会社の年末調整の時期、確定申告のとき、学校や保育園関係の書類など、必要な時にすぐに取り出せるようファイリングすることをおすすめします。
まだ今の家に住んでいるときは面倒でなかなかできませんが、引っ越しのときの荷ほどきと一緒にやればそこまで苦にはなりません。
何でもいいので書類をまとめておくファイルや収納ボックスを用意しましょう。
できれば項目ごとに細かく仕分けできると探すときに楽になりますが、細かく分けすぎるとそれぞれのファイルを用意するのが大変になります。
さらに、書類を仕舞うときに「この書類は自分の車の保険だけど、そのファイルはどこだ?」となってしまい、ファイルを探す手間が発生します。
使用頻度の高い書類や領収書などのかさばりがちなものだけをファイル分けするのも手です。
実際、我が家は細かく分類したにも関わらずほとんどファイル分けしていません!
最低でも【自分】【パートナー】【子供】とファイル分けをし、その中で枚数が多くなりそうな書類はさらにファイル分けをする、といったカタチがいいと思います。
例としては自分の車関係と保険などは一緒のファイルに閉じ、領収書は別のファイル、会社の年末調整用の書類はまた別のファイル、といった具合です。
引っ越しのときにこれらをまとめてやっておくことで必要なときに探す手間が省けるので、時間の節約になります。
ぜひ試してみてください。
タカラ製の設備であればマグネットタイプの生活雑貨がおすすめ
マイホームのキッチンなどの設備をタカラスタンダードにする予定の方にはマグネットタイプの収納小物がおすすめ。
我が家はトイレ以外の備え付けの設備がすべてタカラです。
タカラ設備の特徴の1つとして、壁面や扉などが磁石で貼りつくことです。
スペースを活用するためにマグネット製品を多数使用しており、これがとても便利なので気に入っています。
タカラ製でなくてもマグネットに対応した設備もあるかもしれません。
なんなら冷蔵庫でもいいです。
収納小物を直置きしなくていいので掃除も楽になります。
詳しく知りたい方はこちらの記事も読んでみてください↓↓
まとめ
マイホームに引っ越したときにやるべきことをまとめました。
難しいことや技術の必要なことはなく、引っ越してから簡単にできることばかりなのでぜひやってみてください。
憧れの自分の城、マイホームでの生活が豊かになるよう応援しています。
その他にもマイホームにおすすめの家具や雑貨などもご紹介しているので、気が向いたら別の記事も覗いてみてください。
ではまた。