小さい子供や赤ちゃんがいる家庭にとって、転倒したときに頭や体を硬いフローリングに打ち付けてケガをしないか心配になりますよね。
「子供用のマットを敷きたいけどなんだかダサいイメージがある。」
そんなことはありません。子供用マットのデザインがダサかったのは昔のことです。
今の子供用マットはとてもおしゃれで高機能のものが沢山あります。
【子供用マット】、またの名を【ジョイントマット】。
クッション性があり軽くて汚れに強くてなおかつ手軽に設置出来るジョイントマットは、大切な子供たちを守ってくれます。
そして、近年ではおしゃれなジョイントマットの種類も豊富で、フローリングの模様替えとしての選択肢も全然アリです。
今回はインテリアに合うおしゃれなジョイントマットを3つご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
今回紹介するジョイントマットは我が家でも実際に使用していてとても気に入っています!写真有り!
我が家で実際に使用しているジョイントマット
早速、我が家で実際に使用しているジョイントマットをご紹介します。
こんな感じです。
59cm/枚のパネルを16枚つなぎ合わせて置いています。
大理石調のジョイントマットで子供っぽくないところがお気に入りポイント。
設置して1年半が経ちますが、意外とキレイに保てているように見えます。
この距離であればつなぎ目が分からずキレイですね。
近くで見るとこんな感じです↓
ここまで近くなるとさすがにつなぎ目が分かります。
しかし、クッション性を目的に置いているのでそこまで気にしていません。
表面にはとても小さな凹凸がありサラサラとした手触りで滑りにくくなっています。
子供が小さいうちはジョイントマットで安全を最優先にし、子供が大きくなったらラグマットに変えようと思っています。
しかし、おしゃれなのでこのままでもいいかもと思うことも。
こちらのジョイントマットの詳細を知りたい方は、ページ下部にリンクを貼っているので見てみて下さい。
ここからはジョイントマットについて少し掘り下げていきます。
ジョイントマットとは
ジョイントマットとはクッション性のある小さな四角いマットをつなぎ合わせて使用するマットです。
1枚あたりの大きさは様々ですが、使用する枚数によって全体の大きさを調整することができます。
クッション性があるので物理的な衝撃の吸収はもちろん、子供が飛び跳ねたときの足音や物が落下したときの衝撃音も吸収してくれます。
ジョイントマットはホームセンターなどでも販売されており、セットで数千円~1万円台程度の価格で購入することができます。
また、ジョイントマットには様々な呼び方があり、【赤ちゃんマット】、【クッションマット】、【プレイマット】、【コルクマット】などがあげられます。
ジョイントマットの素材
ジョイントマットの素材には、大きく分けて樹脂タイプとコルクタイプの2つがあります。
素材によって特徴が違うため、用途に合わせて使い分けるとよいでしょう。
樹脂タイプ
ジョイントマットの素材と言えば、樹脂を使用したこのタイプが一般的だと思います。
クッション性が高いことが特徴で、転倒時のケガ防止に大いに役立ってくれます。
また、樹脂タイプはデザインやカラー展開が豊富で、中にはキャラクターのプリントがされているものもあるので、小さな子供がいる家庭にピッタリです。
コルクタイプ
コルクタイプのジョイントマットは、通気性がよくさらさらとした肌触りが特徴です。
樹脂タイプよりもクッション性は劣るものの、夏場でも蒸れにくいので気持ちよく使用することができます。
また、コルク特有の匂いがするため、コルク好きな方にはたまりません。
ジョイントマットのサイズ
ジョイントマットの大きさは主に4種類あります。
- 30×30㎝/枚
- 45×45㎝/枚
- 55×55㎝/枚
- 60×60㎝/枚
最近では大きいサイズのジョイントマットが人気です。
小さい子供はジョイントマットをめくって遊ぶことがあるので、小さいサイズだとまたつなぎ合わせるのが大変になります。
我が家でも子供がジョイントマットの端をめくって遊ぶことがあるので、隙を見てつなぎ合わせたことが何回もあります!
大きいサイズだとつなぎ合わせる枚数が少なくなるので、ジョイントマットを購入するときは大きいサイズのものを選ぶのがおすすめです。
一方で、大きいサイズだと持ち運ぶときなどにかさばるデメリットはあります。
ジョイントマットのメリット
ジョイントマットのメリットをご紹介します。
大きく分けて4つのメリットがあります。
①転んだ時のケガの防止
ジョイントマットを購入する決め手の第1位がこれですよね!
クッション性の高いジョイントマットは小さい子供が転倒しても外傷などのケガは防いでくれます。
また、ジョイントマットの表面は意外と滑りにくくなっており、そもそも転倒してしまうことが少ないです。
小さい子供が靴下を履いて走り回っていても、フローリングと比べて転倒しにくいのでケガの防止に大いに役立ちます。
そんなクッション性とグリップ力のあるジョイントマットですが、頭を強く打ったときはさすがに病院へ行きましょう。
②汚れに強く水洗い可能
樹脂タイプのジョイントマットは水を吸収しにくくなっています。
そのため、子供がお茶や牛乳をこぼしてしまってもサッと拭くだけで汚れがとれます。
食べ物をこぼしてもティッシュで拭き、軽く水拭きをするだけで清潔な状態を保つことが可能です。
また、ほとんどのジョイントマットは水洗いもできるので、汚れが気になる方は水洗いをすることでさらにキレイな状態を保つことができます。
我が家のジョイントマットは水拭きしかしてませんが清潔な状態を保てています!
③マンションやアパートでの防音対策
ジョイントマットはクッション性が高いため、衝撃だけでなく音に関しても吸収してくれます。
子供が走り回った時の足音や飛び跳ねたときの衝撃音、硬いものが落ちたときの落下音なども軽減してくれます。
フローリングに比べると直接音が響くわけでないので、マンションやアパートに住んでいる方にとっては騒音を気にせず安心して子供を遊ばせることができるのです。
一軒家でも家の中に音が響くこともあるので効果的です!
④床の冷たさを感じにくい
ジョイントマットの素材は保温性に優れているという特徴もあります。
個人的には保温性というより、床の冷気や熱気を遮断しているような感覚です。
床暖房ではないフローリングでは、冬でも床の冷たさを感じません。
まだ歩いたりできない赤ちゃんは床にいることが多いので、冷たさを防止できるのは大きなメリットと言えるでしょう。
夏ではエアコンの冷房によってフローリングのほうがひんやりとしていて気持ちいいですが、ジョイントマットもほどよく冷たくてクッション性もあるので気持ちがいいです。
床暖房に対応しているジョイントマットもあります!
ジョイントマットのデメリット
次にジョイントマットのデメリットをご紹介します。
個人的に感じているデメリットは2つです。
①つなぎ目にゴミやホコリが入りやすい
ジョイントマットは複数枚のパネルをつなぎ合わせて使用します。
一見するとガッチリかみ合っているように見えますが、つなぎ目同士を嵌め込んでいるだけなので、遠目からでは分からない小さな隙間があるのです。
そこからホコリやゴミが入ってジョイントマットの下に溜まります。
本当に小さな隙間なので掃除機でも吸えないレベルです。
気になる方はジョイントマットをめくって定期的に掃除することをおすすめします。
我が家ではジョイントマットの下は見ないようにしています!
②経年劣化や使用状況では端の部分が反りあがることも
ジョイントマットは柔らかい素材が使用されています。
テーブルなどの重いものを長い間置いていると、そこがへこんだままになります。
また、掃除機などで端の部分に頻繁に当たっているとそこが反りあがることもあります。
子供がめくって遊ぶこともあるので、そうなると劣化は早いです。
我が家のジョイントマットは設置して1年半経ちますが、近くで見ると少し反っている部分があります。
柔らかい素材なのでもともとそこまで耐久性があるわけではありませんので、新品の状態を維持したい場合は丁寧に扱うようにしましょう。
数千円の消耗品だと割り切って扱っています!
おすすめのジョイントマット3選
ここからは個人的におすすめしたいジョイントマットを3つご紹介します。
我が家のジョイントマットを購入するときに悩んでいた3つで、どれも機能性が高く同じメーカーなのでスペックも同じです。
レビュー評価が高いのもポイント。
デザインのみが違うのでこの中からお好みのジョイントマットを見つけてみて下さい。
大理石調の少し大人なジョイントマット
こちらが我が家で実際に使用しているジョイントマットです。
楽天で購入しました。
ジョイントマットにしては珍しく、白い大理石調で高級感と華やかさを両立。
59cm/枚の大判サイズが32枚入っており、6畳の部屋一面に敷き詰めることができます。
サイドパーツが付属しているので、ぴったりつなぎ合わせるとキレイな四角形に仕上がります。
我が家ではレイアウトの関係で半分の16枚で使用していますが、小さい子供が遊ぶのに十分な広さだと感じています。
PE樹脂といわれる素材を使用しており、子供のオモチャにも使用されている素材なので塩素や環境ホルモンを含まないため安心安全。
また、シックハウス症候群を引き起こす原因物質を限りなく抑えているので、本当の安全を確保してくれています。
実際に体に何の不調もなく使用できています。
遮音性の基準は上から2番目の基準をクリアしており、子供が飛び回る音は気にならないレベル。
保温性もあるので真冬でも冷たくなりにくく素足でも快適です。
さらに80℃の耐熱試験に合格しているので、床暖房やホットカーペットにも対応しています。
抗菌防臭加工もされているので1年を通して安全で快適に過ごすことができます。
こちらのジョイントマットの性能をまとめたものが以下になります。
- 59cm/枚の大判サイズで使いやすい
- サイドパーツ付属で角がキレイに
- 危険物質を徹底的に抑えた安全品質
- クッション性が高い
- 紫外線などに強い耐久性
- 冬でも冷たくなりにくい保温性
- ΔLL-4等級の防音性
- 汚れに強く水洗い可能
- 抗菌防臭加工
- 床暖房にも対応
隙間にゴミやホコリが入りにくくはなっているものの、やはりどうしても入ってしまうところがデメリットです。
見て見ぬふりをするか、気になる方は掃除をしてキレイを保ちましょう。
逆に言うとデメリットはそのくらいです。
ヘリンボーン柄のおしゃれなジョイントマット
ヘリンボーンとは、木目のある床材をV字になるように並べて貼り付ける方法のことです。
V字に並べることで魚の骨の形にも見えることから、魚のニシンの英語である「herring」と骨の「bone」を合わせて、「herringbone」と英語では書きます。
ヘリンボーン柄はおしゃれで女性人気が高く、我が家のトイレの床もヘリンボーン柄にしています。
床材を木目のあるフローリングにしている家庭が多いと思いますので、ヘリンボーンとフローリングの境目が分かりにくいよう床一面に設置するとキレイに見えておすすめです。
カラーは2色展開で、ブラウンとグレー。
どちらのカラーも雰囲気が違っておしゃれなので、一風変わった柄を取り入れたい方におすすめできるジョイントマットです。
デザイン以外の性能などは大理石調のジョイントマットと同じになります。
木目調の落ち着いたジョイントマット
どんな床材にも合わせやすいシンプルな木目調のジョイントマット。
木目調なのでお部屋との違和感がなく、床一面に敷いて模様替え代わりに使用している方もいます。
今や、耐衝撃・防音・保温を兼ねたフローリングの模様替えはジョイントマットで代用できる時代です。
一軒家はもちろん、賃貸アパートで床を傷つけたくない方にもうってつけの方法。
ライトオーク・オフホワイト・オーク・アッシュグレー・ウォールナットの5色展開で、カラーバリエーションが豊富なのも選択肢の幅が広がります。
ジョイントマットっぽくないデザインでシンプルなものをお探しの方は、こちらの木目調のジョイントマットがおすすめです。
こちらの性能も上記2つのジョイントマットと同じとなります。
まとめ
大切な家族を守るためのジョイントマットは、今となってはおしゃれで機能性が高く模様替えにも適しているデザインのものが沢山あります。
「安全のためにクッション性の高いジョイントマットが欲しいけどデザインがダサい。」
そんな方のイメージを払拭し、ジョイントマットで家族の安全を守るための参考になればうれしいです。
今回ご紹介したジョイントマット3選のポイントをおさらいします。
- 59cm/枚の大判サイズで使いやすい
- サイドパーツ付属で角がキレイに
- 危険物質を徹底的に抑えた安全品質
- クッション性が高い
- 紫外線などに強い耐久性
- 冬でも冷たくなりにくい保温性
- ΔLL-4等級の防音性
- 汚れに強く水洗い可能
- 抗菌防臭加工
- 床暖房にも対応
ではまた。