ダイニングチェアは、食事の時間や家族とのコミュニケーションを楽しむ重要な家具の一つです。
快適性とデザイン性の両方を兼ね備えたダイニングチェアを選ぶことで、食卓の空間をさらに魅力的なものにすることができます。
本記事では、自分が1年前マイホームに引っ越すときに購入して現在も実際に使用しているダイニングチェアをご紹介します。
およそ1か月ほどネットなどで調べまくって辿り着いた答えです。
サイズや機能性、みんなのレビューでの座り心地や使用感を個人的にまとめて出した結論であります。
おしゃれさと機能性を両立したおすすめのダイニングチェアなので、ぜひご覧ください。
ファミリエプラスのダイニングチェア
【Familie-Plus】というメーカーのダイニングチェア。
こちらのメーカーは家具を専門としており、ベッドやチェスト、キッチン収納など他にも様々な家具を取り扱っている日本のメーカーです。
しかし高い。分かります。
昨年購入したときはもっと安かったはずなんですが、高騰の原因は近年のインフレです。
もともと1万円を超えるものではあったのですが、ここまで高くなっていたのは驚きました。
もちろん値段に見合った理由があります。
楽天ランキングで1位(2023年7月付)を獲得している実績は伊達ではありません。
詳しいスペックを解説していきます。
僕は率直に「このダイニングチェアを買ってよかった」と思っています!
サイズや素材
サイズはこのようになっております。
一般的なダイニングチェアよりも少し幅広で大きめです。
重量は実際に測ってみたところ、約6㎏でした。
素材は、一部合板の天然木を使用しており手触りは木の質感を楽しめます。
座面はもっちりとしたクッションに表面はPVCと呼ばれている合成皮革でレザー調に仕上げられています。
PVCは撥水性能が高く汚れに強いので、一般的なダイニングチェアの座面の素材などによく使用されています。
メリット
メリットは色々ありますが、まず基本的なことである壊れにくさ。
ダイニングチェアにとっては1番重要な部分であると言えます。
もったいないという気持ちはもちろんだとして、ダイニングチェアは値段が高くても安くても壊れてしまうと処分に困ります。
ちょっとした小物であれば壊れたらゴミ箱に捨てればいいので、そういった意味でもダイニングチェアの耐久性は重要です。
購入してから毎日座っていますし、兄弟などが何度も集まって使用していますがまったく問題ありません。
頑丈で耐久性があるので1年以上経った今でも壊れる気配は少しもありません。
この耐久性を前提として、その他のメリットを解説していきます。
ひじ掛け付きでリラックスしやすい
ダイニングチェアはご飯を食べるときに使用する程度なのでひじ掛けは不要だと感じるかと思いますが、あると便利です。
人間の両腕の重さは体重の約16%もあるとされており、ひじ掛けに手を置いておくことで負担がかなり軽減されます。
また、立ったり座ったりするときに手を付いてサポートもできます。
意識していないだけで実はひじ掛けを有効に使っている方は多いはずです。
個人的にひじ掛けはあってもなくてもよかったのですが、結果的にあってよかったと思っています。
また従来の長さではなくハーフサイズなのでそこまで邪魔にもなりません。
こちらの商品のダイニングチェアのひじ掛けに関しては、後述する【機能面】でも重要な役割を果たしてくれます。
幅広の座面でゆったり座れる
幅45cm奥行き44cmの座面は成人男性が座っても余るほどのゆとりがあります。
窮屈な体勢になることなく、チェアの中で姿勢を変えることができるのでゆったりと休憩するときにも適しています。
チェアの上で胡坐をかいたり、体育座りをすることも可能です。
天然木と高級感のあるPVCレザーでヴィンテージ風
フレームには一部合板の天然木が使用されています。
カラーは2色展開で、薄い色のナチュラルにはアッシュの無垢材。
濃い色のブラウンにはアカシアの無垢材。
手触りは本物の木を感じることができ、オーガニック派の方におすすめです。
経年変化による色味の味わいも楽しみです。
座面には合成皮革であるPVCレザーが使用されています。
冒頭でも説明しましたが、撥水性能が高く汚れても水拭きすれば簡単に汚れが落ちるのでお手入れも楽です。
手触りはさすがに本物のレザーに敵うはずもありませんが、ぱっと見は本物と近いものがあると感じています。
天然木のフレームと相まって北欧風のヴィンテージ感を醸し出してくれるので、お手軽に高級感を演出してくれます。
最近の技術は素晴らしいですね!
本物のレザーにこだわりがないのであれば、お手入れ簡単なPVCレザーがおすすめです。
かわいさとスタイリッシュさを兼ね備えたデザイン
背もたれは背中の丸みに合わせた曲線になっており、体を預けたときの安心感は一味違うと思っています。
背もたれの高さは肩甲骨の下のあたりまでなのでそこまで高くなく、抜け感もあるので圧迫感もありません。
また、脚部分は細めに作られているうえ、後ろの脚は斜めに伸びているのでスタイリッシュさがあります。
ハーフサイズのひじ掛けのコンパクト感も相まって、色味はヴィンテージっぽくポップさとスタイリッシュさを両立したデザインとなっており、個人的にはとても気に入っています。
ひじ掛けを掛けるだけでお掃除ロボットが通れるような設計
ダイニングチェアの課題の1つとして挙げられるのが、掃除をするときに面倒くさいところ。
置いた状態では邪魔になりますし、学校の椅子のようにテーブルに逆さにして置くのも一苦労です。
このダイニングチェアはひじ掛けの部分をテーブルに掛けられるようになっており、少し持ち上げるだけでテーブルに引っ掛けるだけで足元を掃除しやすくなります。
ひじ掛けをテーブルにかけるとなんだか可愛らしいですね!
テーブルに掛けたときの床から脚までのスペースは8cmなので、お掃除ロボットも通れるような設計になっています。
我が家のルンバも問題なく足元を通過してお掃除してくれています。
ダイニングテーブルの高さが70cmの場合です!
この機能性が楽天1位で高評価を得ているポイントになっているのではと思っています。
デメリット
いいものではあるのですが気になるところもやはりあります。
万人受けしない理由を以下に挙げていきます。
価格が高い
2脚セットで¥29,800は手が出しにくいかもしれません。
商品を買うときに真っ先にみる価格は、高いと購買意欲も無くなってしまいます。
耐久性があるので5年、10年と長く使い続けられるものではあるので元が取れるとは思いますが、それでもダイニングチェアの初期投資としては高め。
この価格をどう捉えるかは人によると思います
重いので女性にはつらい
天然木を使用しているので少し重いです。
我が家で計測してみた結果、ちょうど6㎏でした。
ステンレスやアルミなどの軽い金属やプラスチック製のものと比較するとやはり重めになっています。
頻繁に持ち上げるものではありませんが、チェアを引いたりテーブルに掛けたりするときは女性だと少しつらいかもしれません。
シンプルが好きな人には合わないデザイン
メリットでも挙げましたが、このダイニングチェアの個人的な印象は【北欧風でヴィンテージ感のあるチェア】です。
ダイニングチェアの種類は沢山あり、さらにコンパクトでスタイリッシュなものはいくらでもあります。
変に遊び心のないシンプルなものが好きな方には合わないかもしれません。
ご飯を食べるときだけ座る椅子、と割り切っているシンプル好きな方にはあまりおすすめできないダイニングチェアです。
そもそもこのダイニングチェアが凝っているかと言われると微妙なところですが・・・
幅広で大きめなのでテーブルに合わないことも
高さは一般的なダイニングチェアとほとんど同じですが、横幅と奥行きは少し大きめな設計になっています。
最長の部分で幅は56.5cm、奥行きは54cmあります。
奥行きはまだいいとしても幅に関しては、今置いているテーブルに合わせようとすると2脚並べて置けないこともあるかもしれません。
あらかじめテーブルのサイズを測ってから検討するか、こちらのダイニングチェアに合うサイズのテーブルをセットで購入するか、注意が必要になります。
まとめ 価格は高いがリラックスしやすく便利なダイニングチェア
確かに価格だけ見ると高いと感じるとは思いますが、個人的にはとても満足しています。
壊れない限りは5年、10年・・・なんだったら20年後も使い続けようと思っています。
そう思えるほどのデザインとリラックスのしやすさがあり、さらには耐久性と機能性の高さも気に入っていて天然木の肌触りも心地いいです。
しかしダイニングチェアは決して安い買い物ではなく、インテリアにも気を遣うものなので慎重に選びたい気持ちは分かります。
もしダイニングチェア選びに悩んでいる方がこの記事を読んでくださっているなら、ぜひおすすめしたいダイニングチェアです。
また、床を傷つけないためにダイニングチェアの下に敷いている透明マットはこちらの記事をご覧ください。