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【市役所面接】社会人経験中途採用の面接で実際に聞かれたこと【地方公務員】

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こんにちは、ひきわり納豆です。

前回の投稿から1か月以上期間が空いてしまいました。

これには理由がありまして、本格的に転職活動をしていたために記事を書くのを後回しにしていたからです。

転職先として見つけたところは、私が住んでいる地域の市役所です。

先日、なんとか最終面接まで終わり、一息ついたところなので市役所の試験でどんな対策をしたのか、どのようなことを面接で質問されたのかをお話したいと思います。

私は現在30代なので社会人経験者枠の中途採用試験になります。

社会人になってから市役所職員を目指している方の参考になればうれしいです。

市役所面接で質問されたこと

当日は土曜日。

夕方に市役所まで行って面接をしてきました。

まずは受付で受験番号と名前を言い、本人確認。

案内図を頼りに控え室に行きましたが、私以外誰もいませんでした。

緊張が高まる中、スマホにメモをした面接対策の回答を必死に暗記。

しばらくすると名前を呼ばれ、面接会場である隣の部屋へ。

コンコンコンとノックを3回、「どうぞ」と言われ「失礼致します」と部屋へ入ると面接官が5人も居ました。

面接官の数が多いことにビックリし、少し頭が真っ白になりましたが、なんとか平静を保ちつつ椅子の隣まで歩くことができました。

改めて自分の受験番号と名前を叫び、ガクガクの足を鎮めるため着席。

長いようで短かった面接が始まりました。

これまでの職歴と市役所の志望動機

志望動機はどの面接でもマストですが、社会人経験枠の応募のため職歴を聞かれます。

エントリーシートにも記載する欄があるので面接官は当然知っているはずです。

しかし「エントリーシートにも記載がありますが、改めてもう一度簡潔にお聞かせ下さい。」と言われました。

これは口頭で言わせることでその人物の話のまとめ方を引き出そうとする狙いがあると考えます。

簡潔に要点を絞って報連相をすることは社会人には不可欠なスキルのため、あえて言わせているのだと。

そして次の職歴や志望動機にスムーズに話を続けられるかを見られているのだと思いました。

そのため、前職ではこのようなことをした、という内容は絞って話すことをおすすめします。

希望の部署とその理由

市役所の職員になった際にやってみたい業務を2つほど聞かれました。

あらかじめ自分の興味のある部署と、その部署がどのような業務をしているかリサーチしておきましょう。

何かエピソードがあれば具体性があり尚良いと思います。

例えば私の場合は、子供の予防接種券を紛失してしまった際に担当窓口の方に大変お世話になった、と話しました。

希望の部署を聞かれるということは、市役所の業務を把握しているかを見られる質問なのでしっかりと対策をしておきましょう。

Excelなどのソフトは使いこなせるか

市役所はデスクワークのため、パソコン業務がほとんどです。

そのためExcelでのデータ集計や関数、グラフの作成、PowerPointでの資料作成をすることができるかをチェックされます。

もしこの質問をされた場合は、Excelを使用して具体的にどのようなことができるかを提示できるといいと思います。

さきほど言ったデータを集計してグラフを作成できる、様々な関数を使いこなせるなど、「はい、使えます。」だけの返事にならないようにしましょう。

日常的にPCを触っていることをアピールしてパソコンに強いことを提示できるといいと思います。

市民や地域の課題解決をする自信はあるか

私が30代だからなのか、この質問をされました。

というのも30代であれば役職が付いている年齢です。

部下を持ちチームとして地域の課題解決を率先して行う能力があるかを見定められます。

社会人経験枠は新卒とは違い、即戦力の人材が求められるためいかに自分が使える人間かをアピールしなければなりません。

ここでも前職などで具体的に取り組んだエピソードを踏まえて話せると面接官も納得してくれると思います。

今までの仕事で特に粘り強く取り組んだことは?

この質問では、失敗しながらも粘り強く頑張って成果を出したエピソードが求められます。

カギとなるのは【失敗】と【粘り強さ】です。

ある仕事を失敗したので諦めて違うことをした、ではダメです。

「この人は1つのことに真摯に取り組むことが出来ないんだな。」と思われてしまいます。

失敗しながらも試行錯誤を重ねて成果に結びつけた事実が必要となります。

学生時代のエピソードでも構いませんので、何か1つ頑張ったネタを用意しておきましょう。

市役所に転職しようとしていることを今の会社には言ってる?

これは内定をもらっても現職との折り合いがつかず辞退する人もいるため聞かれる質問です。

その人が有望だと可能性を信じて採用したのに辞退されてしまうと市役所としては損失です。

また、代わりを探すのも手間になります。

その年に不合格となった人を繰り上げ採用するのか、その年は1名少ない状況でいくのか。

この質問に対して好印象を与えるには、上長や同僚には転職の話をしてあり応援してもらっていると伝えることです。

自分の業務をスムーズに引き継げるように準備していることも伝えられると尚良いと思います。

学歴に関すること

この質問に関しては私個人に限定された質問だったかもしれません。

私は通信高校出身なので、何故通信制の高校に進んだのかを聞かれました。

もちろん明確な理由があるため真摯に答えましたが、もしかしたら同じような方もいるかもしれないと思い、この質問を掲載しました。

実際に聞かれたのは本当です。

また、一般の全日制の高校に行っていた方でもこのような質問がされる可能性もあると考えています。

例えば、何故高校卒業で就職したのか、大学進学をしなかった理由などを聞かれることもあるかもしれません。

それぞれの事情があるので何とも言えませんが、差し支えなければ正直に答え、そのうえでポジティブな理由を話しましょう。

現職より給料は下がると思うが本当に問題ない?

一般的に公務員というのは入職初期は給料が安いと言われています。

市のHPに給料は掲載されているのでチェックしておきましょう。

そして実際に給料は安いです。

しかし現職より給料が下がってしまうことは、転職活動において仕方がありません。

現職では勤続年数を積み重ね、自身の能力をステップアップさせているため自然と給料は増えるはず。

その積み重ねがまたイチからになるわけですから、最初は給料が下がるものだと思っています。

ここで大事なことは、そのことをしっかりと調査し把握したうえで家族などと話し合いそれでも市役所で働きたい、と熱弁することです。

質問に対して、「はい、問題ありません。」では、面接官は「本当かな?」と不安になっていしまいます。

給料が下がっても市役所でやりたいことがある理由をしっかりと考えておきましょう。

市役所面接で聞かれなかったこと

次は、高確率で聞かれるであろうと想定していたけど、質問されなかったことを挙げていきます。

たまたま聞かれなかっただけなのか、話の流れで類似のことを自ら発言していたのか、真相は不明ですが自分なりに考察していきたいと思います。

私が聞かれなかったと言っても、他の方も同様とは限りませんので対策はしておいたほうがいいです。

絶対に。

市役所の業務内容は?

市役所は基本的にどのような業務をしているのか、民間企業でも聞かれそうな質問だったので事前に調べていました。

この質問に答えられれば熱意があると思われると考えていたのですが、聞かれませんでした。

面接時間の都合なのか、それよりも人間性を重視していたからなのか、不明です。

しかし質問される可能性は高いと思うので対策はしておきましょう。

国家公務員と地方公務員の違いは?

市役所の面接でこの質問をされたことがあるとネットに書いてあったので私も対策していました。

これも市役所で働くうえで一般知識として頭に入れておいたほうがいい質問だと思っていたのですが、実際は質問されませんでした。

こういった質問は、もしかしたら新卒の面接で聞かれるのかもしれません。

社会人枠は一般知識よりもその人の実績や社会性が求められ、頭で考えたような質問はされないのかも。

民間と自治体の違いは?上の質問と似ている

先程の質問と似ていますが、これも聞かれる可能性は高いと踏んでいました。

利益を追求する民間企業と、地域のために公平性を重んじる自治体の違いは、入職してからも肝に銘じて職務を行うものだと思います。

特に民間企業から自治体に転職するうえで、この違いを分かっていないと市職員に向いていないのではないかと判断されかねません。

と考えていたのですが質問されませんでした。

本市の行政課題と改善点は?

この質問は自分が働くことになる市のことをしっかりと理解しているかを見られる質問です。

少子化対策や税制の問題、地方であれば過疎化を止めるための施策など沢山あると思います。

事前に市のデータを調べて自分なりのエピソードも添えた回答を用意していたのですが、やはり聞かれず。

私には聞いても無駄だと感じさせてしまったのかもしれませんし、単純に面接官の質問の好みもあります。

しかし対策はしておいたほうが無難でしょう。

なぜこの市なのか

「なぜこの市なのか、隣の市でもいいのではないか。」

こういった質問がくることも想定していました。

この市のために奉仕することに意義があるのだ、と力説する材料が必要です。

生まれ育った町だから、では弱いと思います。

この市で行っている施策に興味がある、共感できる、といったような具体例を挙げて回答すると好印象だと聞いていました。

でも質問されず。

希望の部署以外に配属されたらどうする?

これは民間企業でもありがちな質問です。

「この人は自分の希望が通らなかったときにどのような行動・態度をとるのか」

これを見られる質問なので、それでも前向きに取り組む姿勢を見せる必要があります。

長所と短所

面接の定番中の定番、長所と短所を聞かれなかったのは驚きました。

受験者の人となりを見るためにも必要な質問のため、この質問の回答は重点的に暗記するようにしていました。

単に時間がなかったのか、エントリーシートに記載しているから省略されたのか、今考えてみても質問されなかった理由を推察することが難しいです。

しかし十中八九聞かれる可能性は高いので対策はしておきましょう。

逆質問はされなかった

「受験者の方が逆に聞いてみたいことはありますか?」

これは受験者の熱意とリサーチ力を見るための問答です。

2つほど考えていたのですが、聞かれることはありませんでした。

この質問は最後にされることが多いため、単に時間の都合だった可能性は高いです。

面接時間の予定20分のところ30分経過していたので、省かれてしまったのかもしれません。

それか早々に私に見切りを付けられたのか。

最後に一言あればも無かった

「面接は以上になりますが、最後に何か一言ありますか?」

「はい。私は~~~~」

受験者が最後に自分の思いのたけを熱弁して面接を締めくくる、そんな風潮があると思っていました。

しかし実際は最後に連絡事項を告げられて終わり、という肩透かしのような終わり方でした。

それが私が受験した市役所の面接方法なのか、他の都合があったのかは分かりません。

今思えば、自ら「最後に私から一言よろしいでしょうか。」と強引に言っても良かったのでは、と反省しています。

そうすれば熱意があると捉えてもらえるかもしれません。

逆に鬱陶しいと思われるリスクもありますが、自分から発言することは社会人にとっては必要なスキルです。

もう少しグイグイいってもよかったかな、今では考えています。

参考にしたテキスト

私が市役所の面接対策において参考にしたテキストをご紹介します。

社会人経験枠の中途採用に絞った内容なので、新卒の面接のものとは異なります。

内容も漫画形式で分かりやすく、回答例も掲載されているため具体的に対策がとれると思います。

ぜひ参考にしてみてください。

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市役所面接まとめ

今回は社会人経験枠の市役所面接で、実際に聞かれた質問と聞かれなかった質問をご紹介しました。

すべての方に当てはまるわけではありませんが、これがリアルな面接内容です。

新卒の面接とは違うので、変化球の質問が飛んでくることも想定されます。

また、想定していた質問に対して言い回しが違うだけで同じ質問をされる場合もあります。

いずれにしても冷静に面接官の話をよく聞き、瞬時に頭の中で回答内容を照らし合わせて発言することが大事です。

難しいですが社会人経験枠というのは新卒より厳しい目で見られがちなのは確かです。

悔いを残さないためにもしっかりと対策をして面接に臨みましょう。

今回の記事が皆様の参考になると嬉しいです。

ではまた。

ABOUT ME
ひきわり納豆
納豆は小粒派。製造業の工場勤務。息子と娘がかわいすぎて仕事に行きたくない。酒、漫画、ゲーム、ガジェット、家具家電、広く浅く好き。アウトドアはちょっと嫌い。
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